色覚異常をご存知でしょうか?
ざっくり言えば、一般の人と「色の感じ方が違う」ことです。
よく白黒の世界を見てるとか、色が分からないと思われがちですが、そうではありません。
特定の色が識別できなかったり、色の区別が困難、というものです。
さらに、実は色覚異常って、決して珍しいものじゃないそうで、日本人男性の20人に1人は色覚異常だと言われています。
そんな意外と知られていないながらも実は身近な色覚異常ですが、アメリカの企業であるEnChromaが、かけるだけでその色覚異常を補完する特殊レンズを使ったサングラスを販売しています!
そのサングラスを家族に贈られた人の動画が、今話題になっています。
66歳の誕生日に、息子から例のサングラスを贈られたおじいさん。
それまでも息子からのプレゼントを喜びながらも、そこまで良いリアクションはしていませんでしたが…
サングラスをかけた瞬間、状況が一変したのです。
サングラスをかけた途端、びっくり。
次はきょろきょろと辺りを見回し…涙を流しました。
もちろん色覚異常だからといって全く色がない世界を見てきたわけでも、白黒だったわけでもありませんが、はっきりと色の区別がつく世界はとても美しく見えたそうです。
他にも、youtubeにはいくつもEnChromaのサングラスを体験した色覚異常を持った方達の動画があがっていました。
こちらは両親にこのサングラスを贈られた男性。彼は初めてEnChromaをかけるのに、日没が綺麗に見えるホワイトハースト・ビーチに来ました。
EnChromaをかけて日没を見た彼は、質問にも言葉を返せず、ただただ涙をこらえるような仕草を見せ「声が震える」と訴え、いつもと全く違う世界が見えたことに、驚きと感動を隠せませんでした。
こっちは妻からサングラスを贈られた旦那さん。子どもたちにプレゼントを配っていたら、妻から自分へのプレゼントもあり、それがEnChromaのサングラスでした。それをかけ、初めて自分の子どもたちの瞳を見て、やはり涙が…。
一般的な色覚を持つ人にはなんてことない世界でも、初めて見た方達はみんな「なんてこった」「なんて美しいんだ」「新しい世界」そんな言葉を発します。
もしかしたら、私たちは気がついていないだけで、とても美しい世界に住んでいたのかもしれませんね。
他にも、今まで友人の髪の毛の色を知らなかったり、2本のクレヨンの色の見分けがつかなかったり、絵を見ても黒と黄色の区別がつかなかった人などが、このサングラスをかけて初めて「見えた」と驚きや感動の声をあげています。
EnChromaの色覚異常を補完するサングラスのシリーズ「Enchroma Color Blindness Glasses」は、現在349ドル〜429ドル(約3万8千円〜4万6千円)で販売されており、日本へも発送対応しています。
http://enchroma.com/
Enchromaのウェブサイトには色覚異常かどうかのオンラインテストもあるので、気になった方はぜひ覗いて見てください♪