2011年3月11日。
宮城県の太平洋海底沖を震源地として発生した日本周辺観測史上最大の地震を誰も忘れることはできないでしょう。
日本中が大パニックに陥り、ライフラインだけでなく、鉄道や道路航空といった交通網も一切ストップしてしまう事態に。
https://x.com/ohnuki_tsuyoshi/status/851785180545073152?ref_src=twsrc%5Etfw%7Ctwcamp%5Etweetembed%7Ctwterm%5E851785180545073152%7Ctwgr%5Efac36d04f6e8e8615fa0217d4e74d277b35912fa%7Ctwcon%5Es1_&ref_url=https%3A%2F%2Fcadot.jp%2Fimpression%2F44118.html
ライターとして世界中を旅しながら仕事をしている大貫剛(@ohnuki_tsuyoshi)さんは、その日、北海道にいたそうです。
当然のように全便欠航で、翌日帰京するために、やっとの思いでJAL便のチケットを入手し、新千歳空港から羽田便に搭乗した大貫剛さんは、機内アナウンスがどうしても忘れることのできないものだったとのことですが、その内容とは一体?
https://x.com/ohnuki_tsuyoshi/status/851785998518202369?ref_src=twsrc%5Etfw%7Ctwcamp%5Etweetembed%7Ctwterm%5E851785998518202369%7Ctwgr%5E4de89f3a762c07cadde7c8bd0a9bcb8753ad0657%7Ctwcon%5Es1_&ref_url=https%3A%2F%2Fcadot.jp%2Fimpression%2F44118.html%2F2
Replying to @ohnuki_tsuyoshi
「また昨日から、ご家族やお知り合いとのご連絡など、大変だったことと思います。せめて当機にご搭乗の間だけでも、ごゆっくりとおくつろぎ下さい」いえ、皆さんこそ昨日から休んでいないのではないのですか。
「なお当機は、空港内で夜を明かされたお客様に毛布を提供してしまいましたため、毛布を搭載しておりません。また皆様にご提供するお飲み物を搭載することができませんでした。」うん、それはしょうがない。
「つきましては飛行中、客室乗務員が機内を回ります。おひとりでご不安なお客様などいらっしゃいましたら、お声をお掛けください。羽田空港まで、お話し相手をさせて頂きます」…僕はCAさんに声は掛けませんでしたが、窓の下の東北地方を見ながら、泣きました。年配の女性客がCAと話していました。
例え、仕事だとは言うものの、それに従事しているCAさんたちの中にも辛い思いをされた方たちもいらっしゃったかもしれません。
しかしながら、そういった不安を一切見せずに、全力で乗客のサポートを務めた職員さんたちの姿勢は非常に素晴らしいですよね。
あの日から6年以上経過した今でも、自宅に帰ることができず苦労されている方も多く、私たちは彼らを全力で支えるとともに、決してそういった事実を忘れてはいけません。